リハビリスタッフ向け

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『アキレス腱断裂の治療で早期運動療法は有効か?(保存療法&手術療法)』

保存療法および手術療法ともに早期運動療法は有用であるようです。 なお、単なる保存療法では手術と比較すると再断裂率は高いが、早期運動療法を導入することで再断裂率は手術療法と遜色がなくなるようです。
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『変形性股関節症(OA)における発症の危険因子と進行の予測因子』

『変形性股関節症の発症の危険因子は』 <日本では>◆重量物作業の職業◆臼蓋形成不全◆発育性股関節形成不全(脱臼)の既往<欧米では>◆重量物作業や長時間の立ち仕事などの職業◆寛骨臼形成不全◆アスリートレベルのスポーツ◆肥満◆発育性股関節形成不全(脱臼)の既往とされています。
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『結帯動作を獲得するために重要な筋肉は?』

これらの結果から、烏口腕筋と上腕二頭筋短頭の共同腱(conjoint tendon)は90°外転(2nd肢位)外旋90°と結帯動作肢位で制限因子となることがわかります。 安静肢位と比べて結帯肢位では約3倍、組織弾性が高くなるということになります。
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『アキレス腱断裂の治療で再断裂を起こしやすいのはどっちか?保存療法VS手術療法』

ほとんどの論文で、保存療法群が再断裂率が高いとされている。しかし、早期運動療法の導入により、保存療法の治療成績は向上するとされている。近年の臨床研究からも再断裂率のみの比較では、手術のほうが再断裂率は低く、多くの論文で統計学的に有意な差がでています。
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『結帯動作で肩甲上腕関節と肩甲胸郭関節のどちらが異常か判別する方法』

結帯動作開始~尾骨までにほぼ最大に近い肩関節内旋の動きが確認されています。 母指先端がTh12~Th7までは肩関節の内旋の角度はほとんど変化がないとのことです。
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『橈骨遠位端骨折を生じやすい人の特徴~橈骨遠位端骨折 診療ガイドライン2017より~』

特に ・女性 ・グルココルチコイド使用歴 ・骨粗鬆症や骨量減少の有病率 ・血清ビタミンD低値 ・氷晶雨や路面の凍結、低気温といった気象 ・中手骨における骨皮質の多孔性や橈骨遠位端部の骨微細構造の劣化 ・片脚起立時間15秒未満 はオッズ比またはハザード比が高いですね
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『結帯動作は外転結帯と内転結帯のどちらがいいの?』

内転結滞は文字通り肩関節を内転位とした動作 外転結滞は文字通り肩関節を外転位とした動作 この内転結帯と外転結帯にはそれぞれ特徴があるのでしょうか?
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『腰部脊柱管狭窄症に脊柱マニピュレーションは有効か?』

腰部脊柱管狭窄症に対する脊柱マニピュレーションの効果は推奨するものがない。それぞれの論文ではADLやQOL、疼痛、歩行距離など改善を記してあるものもあるようですがメタアナリシス(複数の研究の結果を統合)の結果は有効性が示せなかった。
その他

『認定理学療法士を取得後はどうなる?(仕事や役割など)』

現時点では認定理学療法士を取得しても診療報酬(病院の売り上げ)は変わりませんので、給料や手当に反映される施設はほとんどないのが現状です。 認定理学療法士を取得すると『学会の座長』や『抄録の査読』の依頼がまわってくることがあります。
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『腱板断裂の保存療法におけるリハビリの進め方』

腱板断裂は増加していき50~60代で、60代の25%、70代の45%は腱板断裂があるとされています(症状は有無は関係なし)。 また、腱板断裂患者の約60~70%は無症候性(症状がない)といわれています。