リハビリスタッフ向け

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『腰椎椎間孔が拡大する姿勢(肢位)とは?』

腰椎屈曲・健側側屈・患側回旋肢位でのレントゲン撮影を実施したところ、L3/4~L5/S椎間孔が前後径4.75~4.95mm,上下径7.20~7.64mm拡大した
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『橈骨遠位端骨折の受傷後6か月の機能は?』

〈解説〉 橈骨遠位端骨折後6か月までに機能回復は大きく進行し、さらに骨折後1年以上にわたって緩徐に回復が続く。 患者満足度においては、骨折後6か月の時点で手関節背屈可動域と握力は十分に回復するが、加齢は回復を遅らせ要因となっている。 握力の回復は可動域の回復よりも時間がかかる傾向にある。
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『腰痛および坐骨神経痛の原因となる組織の割合(%)を公開!』

●胸腰筋膜:17%/腰痛 ●脊柱起立筋:41%/腰痛 ●棘上靭帯:25%/腰痛 ●椎間関節:30%/腰痛、殿部痛 ●硬膜:23%/腰痛、殿部痛、下肢痛●圧迫された神経根:99%/殿部痛、下肢痛、足部痛●正常な神経根:11%/殿部痛、下肢痛 ●線維輪:74%/腰痛 ●髄核:0%/ ●終板:61%/腰痛
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『変形性股関節症(OA)に対する薬物療法(内服)の効果は?』

<推奨> 非ステロイド性抗炎症約薬(NSAIDs)は、短期的には疼痛の緩和に有用である(Grade B:合意率34%)が、長期間の投与には慎重を要する。 アセトアミノフェンは、短期的には疼痛の緩和に有効である(Grade B:合意率65%)。 弱オピオイドは、短期的には疼痛の緩和に有効である(Grade B:合意率88%)。
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『トレンデレンブルグ徴候とトレンデレンブルグ様徴候?』

内腹斜筋の筋力低下からトレンデレンブルグ様徴候が生じるという、筋電図で評価を行った症例報告です。 内腹斜筋機能低下があると、仙腸関節への負荷を軽減させるため、反対側骨盤の下制による代償的現象が生じる可能性があると考えられます。
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『橈骨遠位端骨折への手関節以外のリハビリは意味があるの?』

〈推奨文〉 固定中の手関節以外のリハビリテーションは拘縮予防に有用である 〈推奨の強さ〉 2(弱い) 〈エビデンスの強さ〉 C 手関節以外のリハビリテーションは弱く推奨されております。
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『足底腱膜炎にはアキレス腱ストレッチが有効?~heel cord理論~』

これらのheel cordの理論を踏まえると、足底腱膜炎のアプローチには足底腱膜だけでなくアキレス腱のストレッチをすることで足底腱膜への負荷が軽減することが考えられます。・Porterら(2002)は足底腱膜炎に対して、アキレス腱ストレッチの有効性を報告してい・る
その他

『大学院修士課程(保健学)への進学を決めた理由』

【私が大学院修士課程への進学を決めた理由】 ◆専門学校卒業の学歴を塗り替えたい◆修士号、博士号は継続費用を払わなくても一生もの◆大学の講師としての道を選択肢に入れておきたい◆学会や論文、本の執筆などアカデミックな活動において信頼性が上がる◆医師と連携を取る際に信頼されやすい
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『変形性股関節症(OA)に対する物理療法は意味あるの?』

<推奨> 温泉療法は、短期的な機能改善には有用である(Grade C:合意率84%)が長期的な病気の進行予防に関しては不明である。 超音波療法は、短期的な疼痛の緩和、機能改善には有用である(Grade C:合意率81%)が 長期的な病気の進行予防に関しては不明である。
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『橈骨遠位端骨折術後に方形回内筋が縫合されてなかったらどうなる?』

術後早期(6週以内)においては温存群が切離群より、また修復群が非修復群より疼痛、関節可動域、握力、手関節機能などが良好であったと報告されている。 6週以降の経過は有意差がなかった。 よって、手関節の最終経過観察時は有意差はないが、早期の機能回復に方形回内筋の温存は有用と考えられる。