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『大学院修士課程(保健学)への進学を決めた理由』

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こんにちは!

運動器専門のリハビリスタッフです!!

いつもお世話になります。

今回は、『大学院修士課程(保健学)への進学を決めた理由』について解説させていただきます。

 



私自身、現在大学院修士課程(保健学)に在学中です。

大学院へ進学を決めた際は、周りの方々からは

「すごいね」

「勉強家だね」

「何を目指してるの?」

「なんでそんなに高い授業料払ってまで大学院に行くの?」

など大学院進学について賞賛と不思議に思うような声をたくさんいただきました。

私自身も数年前までは大学院への進学は全く考えておりませんでした。

なぜなら大学院の修士課程に進むだけで150万円から200万円ほど費用がかかるからです。

医師は大学院を出て博士号をお持ちの方は多くいらっしゃいますが、セラピストが大学院へ進学する割合というのは非常に少ないように思います。

大学院は修士課程(博士課程前期)と博士課程(博士課程後期)があります。

リハビリ業界では概ね修士課程が2年間、博士課程は3年のところが多く4年の大学院もあります。

基本的には修士課程を終えると博士課程に進むことができます。

それぞれの課程を終えると修士号、博士号がもらえるわけです。

一般的に大学院へ行くメリットは以下のようなことがあると思います。

◆大学院に行くメリット

・学術研究についての基礎が学べる

・高い研究機材を使った研究が可能

・幅広い知識や情報が得られる

・大学の講師になる権利が得られる(教授は博士号が必要)

・論文(特に英文)の検索や読解に強くなる

・医師を中心とした多職種と連携が取りやすくなる

・大学教授やその他、関連の方とのコネクションが増える



【私が大学院修士課程への進学を決めた理由】

◆専門学校卒業の学歴を塗り替えたい

◆その他の資格と違って修士号、博士号は継続費用を払わなくても一生もの

◆大学の講師としての道を選択肢に入れておきたい

◆学会や論文、本の執筆などアカデミックな活動において信頼性が上がる

◆医師と連携を取る際に信頼されやすい

私の周りには修士号、博士号をお持ちの知り合いや教授がたくさんいるので、知識を得ることに関しては大学院に行かなくても全然問題ありません。

高い学費を払わなくても知識を得る方法はあるし、大学院は行く必要はないか。と思っていました。

しかし、学会発表や論文投稿、学会での座長、抄録の査読、講演、講師などの活動をしていて、自分が喋る話や指導、指摘が本当に正しいのか?疑問を持つようになりました。

もし自分の意見が間違っていれば、後世に渡って間違いが伝わっていく可能性がある。

っと思うようになりました。

そこで自分の行ってきている活動が、正しいことを伝えることができているかを確かめる意味も込めて、高いレベルの教育機関(大学院)で知識をつけていこうと思いました。

また、いつ自分の体が動かなくなるかや、

思うように臨床でリハビリができなくなる日が来るかもしれないとも思いました。

大学などの教員では、ある程度体が不自由でも頭がしっかりしていれば何とかなると思い、将来の選択肢を増やす意味で大学院へ進学したのも理由の一つです。

また、学会等で活動していると、医師とディスカッションする機会が増えてきます。

そんな時に大学院で活動していたり、修士号や博士号を持っているセラピストは、医師から見られる目線が違うことに気が付きました。

このことも大学院に進学するきっかけになりました。

他の理由としては、単なるリハビリ関連の研究会での講師、教育機関での授業、セミナー会社からの依頼での講演などで、リハビリの知識や技術を伝えていくことは可能です。

しかし、これらの活動では受講生がせいぜい20~60名程度の規模が多いです。

それと比較して、大規模な学会でのシンポジストとして講演することができれば、約100~300名程度の方に知識や技術をご紹介する機会を得ることができることもあります。

学会での活動などのアカデミックな活動をしていく際には大学院に出て修士号、博士号を持っていることはアドバンテージとして働くと考え、大学院の進学を決めました。

そして、「専門学校卒」から「大学院卒」に学歴をupさせたいという自分のプライドが最後の理由です。

今回は、『大学院修士課程(保健学)への進学を決めた理由』について解説させていただきました。



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