リハビリスタッフ向け

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『腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021 リハビリは効果なし?』

リハビリ関連の項目は全てエビデンスDとなっております。 「D」というのは、「エビデンスは非常に弱く、効果の推定値がほとんど確信できない」 となっております。
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『腰椎椎間板ヘルニアは手術と保存療法どっちが成績良好?』

1年後の成績は手術を行った群が有意に成績良好 4年後の成績は手術を行った群の方が成績良好ではあるが有意差はなかった。 10年後の成績はその差はほとんどなかった
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『坐骨神経ストレッチ(滑走練習)の方法』

『坐骨神経滑走エクササイズ(練習)』ですが、使用する場面はいくつかあり、●腰椎手術後の坐骨神経の癒着予防●腰部脊柱管狭窄症の保存療法●腰椎椎間板ヘルニアの保存療法●梨状筋症候群など。坐骨神経領域の痺れ、痛み、筋力低下などが考えられる場合に症状が改善することを経験します。
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『腰椎椎間板ヘルニアの職場復帰率が高いのはどっち?保存療法VS手術療法』

■職業復帰率に影響を与える因子 ・術前の休職期間が長い ・喫煙 ・女性 ・高齢 ・精神疾患の併存 ・教育レベルが低い ・再雇用への意欲が低い ・腰椎椎間板ヘルニアの既往がある ・慢性疾患の併存 ・術後の疼痛や機能障害の残存 があげられております。
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『効果的な大腿直筋のストレッチの方法』

近頃は書籍や講習会などで正しい(効果的な)大腿直筋のストレッチが広まりつつありますが、未だに効果の乏しいやり方で大腿直筋のストレッチをしている方も多く見かけます。
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『半月板損傷は治らない?』

半月板の血行は●血流が豊富な Red-red zone●血流が乏しい Red-white zone●血流がない  White-white zoneの3つに分かれます。 組織が損傷した時に修復するためには血流が必要となります。
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『膝蓋下脂肪体のモビライゼーション』

膝蓋下脂肪体(IFP)は膝蓋腱の裏にびっしりと詰まっている脂肪組織です。 膝関節の屈曲―伸展に伴って、機能的に変形し、膝関節の運動をスムーズにしてくれる組織です。
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『膝の軟骨がすり減ってるから痛い』は間違い?

よく医師やリハビリの先生は、膝関節痛の中年から高齢者に 「軟骨がすり減ってるから痛いんですよ」 っていう説明がされると思いますが、これは本当に合ってるのでしょうか?
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膝関節で一番痛みを感じやすい組織は?

膝関節内組織は半月板、膝蓋上嚢、前十字靭帯、膝蓋下脂肪体など様々な組織があります。 それぞれの組織に疼痛受容器があるわけですが、どこの組織が一番痛みを感じやすいのでしょうか?
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梨状筋は内旋筋?(回旋作用の逆転現象)

股関節が屈曲60°を超えた時に、梨状筋が外旋筋→内旋筋に変わると記されています。右の図では股関節屈曲0°から90°にすると、大殿筋前部線維、小殿筋後部線維、中殿筋後部線維、梨状筋の4筋の作用が外旋→内旋に変わると記されています。