運動器リハゼミ

リハビリスタッフ向け

『大腿骨近位部骨折症例が歩行自立するための因子は?』

こんにちは!運動器専門のリハビリスタッフです!!いつもお世話になります。今回は、『大腿骨近位部骨折症例が歩行自立するための因子は?』について解説させていただきます。3つの論文をご紹介させていただき、それぞれの研究からの『大腿骨近位部骨折症例...
リハビリスタッフ向け

『橈骨遠位端骨折への超音波や電気刺激は骨癒合を促進させるか?』

〈推奨文〉超音波パルス、電気刺激ともに骨癒合の促進に有用であり、使用を考慮してもよい〈推奨の強さ〉 2(弱い)〈エビデンスの強さ〉 B橈骨遠位端骨折に対して超音波や電気刺激で骨癒合促進はある程度、推奨されているそうです。
リハビリスタッフ向け

『非特異的腰痛85%の時代は終わった?』

この研究では画像で判断できない腰痛(非特異的腰痛)は79%であるが、理学所見を補助的に追加し、診断可能な腰痛は78%であったと報告しています。ですので画像でわかない腰痛は約8割で、今までの定説であった原因のわからない腰痛85%と似通った数字となっています。
リハビリスタッフ向け

『五十肩(拘縮肩)の原因組織は?』

こんにちは!運動器専門のリハビリスタッフです!!いつもお世話になります。今回は、『五十肩(拘縮肩)の原因組織は?』について解説させていただきます。 五十肩はいつ治る? 肩関節周囲炎と腱板断裂の簡単な鑑別方法拘縮肩の原因組織を追及している2つ...
リハビリスタッフ向け

『腰部脊柱管狭窄症に対する装具や物理療法は有効か?』

これらの結果から、2021年現在では、腰部脊柱管狭窄症保存症例に対しては、温熱療法や電気治療、超音波療法、牽引療法は推奨されておらず、術後症例に対してのTENSは効果があるということでした。
リハビリスタッフ向け

『1st、2nd、3rdポジションでの外旋は何筋が関与する??』

1stポジション(肩関節屈曲0°の下垂位)2ndポジション(肩関節外転90°)3rdポジション(肩関節屈曲90°)での外旋でどの筋肉が筋力発揮しやすいかを下の図でまとめています。
リハビリスタッフ向け

『肩外側を痛がる人の原因は?』

この肩外側の領域は腋窩神経の支配領域になります。腋窩神経は関節包・滑膜の後方~下方部を支配しております。
一般の方向け

『腰部脊柱管狭窄症に内服薬は効くの?』

これらの結果をみてみると、比較的内服薬により薬物治療はエビデンス(科学的根拠が高い)ようです。お尻や足裏のしびれや間欠性跛行の症状が主体である馬尾型の脊柱管狭窄症ではリマプロストが推奨されており有効性があるようです。
リハビリスタッフ向け

『大腿骨転子部骨折術後の大腿外側部痛の要因は?』

荷重時痛が重度な大腿骨転子部骨折術後患者は大腿外側部の滑走が減少し、滑走の改善は荷重時痛および伸張痛と関連する。
リハビリスタッフ向け

『踵骨骨折後の痛みが残存しやすい4つの理由』

主な痛みの原因4つ1、骨折部の疼痛2、距骨下関節面の疼痛3、腓骨筋腱鞘炎4、踵部脂肪体の損傷他にも細かい理由はありますが、代表的な4つを挙げさせていただきました。