2021-05

リハビリスタッフ向け

『腰部脊柱管狭窄症に対する装具や物理療法は有効か?』

これらの結果から、2021年現在では、腰部脊柱管狭窄症保存症例に対しては、温熱療法や電気治療、超音波療法、牽引療法は推奨されておらず、術後症例に対してのTENSは効果があるということでした。
リハビリスタッフ向け

『1st、2nd、3rdポジションでの外旋は何筋が関与する??』

1stポジション(肩関節屈曲0°の下垂位) 2ndポジション(肩関節外転90°) 3rdポジション(肩関節屈曲90°) での外旋でどの筋肉が筋力発揮しやすいかを下の図でまとめています。
リハビリスタッフ向け

『肩外側を痛がる人の原因は?』

この肩外側の領域は腋窩神経の支配領域になります。 腋窩神経は関節包・滑膜の後方~下方部を支配しております。
一般の方向け

『腰部脊柱管狭窄症に内服薬は効くの?』

これらの結果をみてみると、比較的内服薬により薬物治療はエビデンス(科学的根拠が高い)ようです。 お尻や足裏のしびれや間欠性跛行の症状が主体である馬尾型の脊柱管狭窄症ではリマプロストが推奨されており有効性があるようです。
リハビリスタッフ向け

『大腿骨転子部骨折術後の大腿外側部痛の要因は?』

荷重時痛が重度な大腿骨転子部骨折術後患者は大腿外側部の滑走が減少し、滑走の改善は荷重時痛および伸張痛と関連する。
リハビリスタッフ向け

『踵骨骨折後の痛みが残存しやすい4つの理由』

主な痛みの原因4つ 1、骨折部の疼痛 2、距骨下関節面の疼痛 3、腓骨筋腱鞘炎 4、踵部脂肪体の損傷 他にも細かい理由はありますが、代表的な4つを挙げさせていただきました。
一般の方向け

『腰部脊柱管狭窄症にブロック注射は効くの?』

結果をみてみると、短期的にはブロック注射は強く推奨されており効果が得られるようです。 しかし中期、長期的な目線で見るとあまり勧められてはいないようです。 3が月以降の中長期的な効果を記した5編の論文のうち4編は有効性が示されなかったとされています。
リハビリスタッフ向け

『デュシャンヌ跛行は中殿筋筋力低下以外にも原因あり』

結果 1、正常歩行群とデュシャンヌ跛行群で股関節外転筋力は有意差はなく内転角度は有意差があった 2、股関節内転制限があるとデュシャンヌ跛行が出やすく、内転5°以下で100% 3、股関節内転角度と外転筋力の関係には有意差はなかった
リハビリスタッフ向け

『大腿骨転子部骨折術後例で小転子が転位していると運動機能はどうなる?』

小転子転位群では小転子が転位していない群と比較して ・安静時痛 ・術側股関節伸展ROM制限 ・術側股関節外転筋力低下 ・健側股関節外転筋力低下 ・術側膝関節伸展筋力低下 ・健側膝関節伸展筋力低下 ・歩行能力低下 することがこの研究からわかっております。
リハビリスタッフ向け

『腰部脊柱管狭窄症に対する運動療法の効果は?~腰部脊柱管狭窄症 診療ガイドライン2021 改定第2版より~』

運動療法は効果的であるが、運動療法の具体的な方法は確立されていない。 専門下が指導する運動療法は有効。 除圧術よりは運動療法の効果は低いが、低リスクで、低コストであり重症例以外では推奨する。