リハビリスタッフ向け

『橈骨遠位端骨折の受傷後6か月の機能は?』

〈解説〉 橈骨遠位端骨折後6か月までに機能回復は大きく進行し、さらに骨折後1年以上にわたって緩徐に回復が続く。 患者満足度においては、骨折後6か月の時点で手関節背屈可動域と握力は十分に回復するが、加齢は回復を遅らせ要因となっている。 握力の回復は可動域の回復よりも時間がかかる傾向にある。
一般の方向け

『1万2000人のうち、腰痛有病割合は〇〇%!腰痛関連因子5つを公表!』

年代別の腰痛有病割合(男性:女性)は 40歳台(33.9%:41.3%) 50歳台(40.0%:41.1%) 60歳台(37.5%:44.6%) 70歳台(31.3%:39.0%) 80歳台(33.0%:33.2%) どの年代でも女性の方が腰痛の有病割合が高くなっていました。
リハビリスタッフ向け

『腰痛および坐骨神経痛の原因となる組織の割合(%)を公開!』

●胸腰筋膜:17%/腰痛 ●脊柱起立筋:41%/腰痛 ●棘上靭帯:25%/腰痛 ●椎間関節:30%/腰痛、殿部痛 ●硬膜:23%/腰痛、殿部痛、下肢痛●圧迫された神経根:99%/殿部痛、下肢痛、足部痛●正常な神経根:11%/殿部痛、下肢痛 ●線維輪:74%/腰痛 ●髄核:0%/ ●終板:61%/腰痛
リハビリスタッフ向け

『変形性股関節症(OA)に対する薬物療法(内服)の効果は?』

<推奨> 非ステロイド性抗炎症約薬(NSAIDs)は、短期的には疼痛の緩和に有用である(Grade B:合意率34%)が、長期間の投与には慎重を要する。 アセトアミノフェンは、短期的には疼痛の緩和に有効である(Grade B:合意率65%)。 弱オピオイドは、短期的には疼痛の緩和に有効である(Grade B:合意率88%)。
一般の方向け

『橈骨遠位端骨折で変形治癒すると機能予後に影響するか?』

◆関節外変形治癒 ◆関節内変形治癒 いずれも高齢者や長期成績における機能予後との間に明確な関連性が示されていない。 しかし、青壮年、活動性の高い患者、短期・中期成績では機能的予後に影響すると考えられるため、変形治癒の予防的治療の選択肢が望ましい。
リハビリスタッフ向け

『トレンデレンブルグ徴候とトレンデレンブルグ様徴候?』

内腹斜筋の筋力低下からトレンデレンブルグ様徴候が生じるという、筋電図で評価を行った症例報告です。 内腹斜筋機能低下があると、仙腸関節への負荷を軽減させるため、反対側骨盤の下制による代償的現象が生じる可能性があると考えられます。
リハビリスタッフ向け

『橈骨遠位端骨折への手関節以外のリハビリは意味があるの?』

〈推奨文〉 固定中の手関節以外のリハビリテーションは拘縮予防に有用である 〈推奨の強さ〉 2(弱い) 〈エビデンスの強さ〉 C 手関節以外のリハビリテーションは弱く推奨されております。
リハビリスタッフ向け

『足底腱膜炎にはアキレス腱ストレッチが有効?~heel cord理論~』

これらのheel cordの理論を踏まえると、足底腱膜炎のアプローチには足底腱膜だけでなくアキレス腱のストレッチをすることで足底腱膜への負荷が軽減することが考えられます。・Porterら(2002)は足底腱膜炎に対して、アキレス腱ストレッチの有効性を報告してい・る
その他

『大学院修士課程(保健学)への進学を決めた理由』

【私が大学院修士課程への進学を決めた理由】 ◆専門学校卒業の学歴を塗り替えたい◆修士号、博士号は継続費用を払わなくても一生もの◆大学の講師としての道を選択肢に入れておきたい◆学会や論文、本の執筆などアカデミックな活動において信頼性が上がる◆医師と連携を取る際に信頼されやすい
リハビリスタッフ向け

『変形性股関節症(OA)に対する物理療法は意味あるの?』

<推奨> 温泉療法は、短期的な機能改善には有用である(Grade C:合意率84%)が長期的な病気の進行予防に関しては不明である。 超音波療法は、短期的な疼痛の緩和、機能改善には有用である(Grade C:合意率81%)が 長期的な病気の進行予防に関しては不明である。
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