股関節

一般の方向け

『変形性股関節症(OA)にグルコサミン、コンドロイチンは効果あるの?』

<推奨> 各種サプリメント(コンドロイチン、グルコサミン、コラーゲン、ヒアルロン酸など)の治療効果は、一定の見解が得られていない(Grade I:合意率91%)
リハビリスタッフ向け

『変形性股関節症(OA)に対する薬物療法(内服)の効果は?』

<推奨> 非ステロイド性抗炎症約薬(NSAIDs)は、短期的には疼痛の緩和に有用である(Grade B:合意率34%)が、長期間の投与には慎重を要する。 アセトアミノフェンは、短期的には疼痛の緩和に有効である(Grade B:合意率65%)。 弱オピオイドは、短期的には疼痛の緩和に有効である(Grade B:合意率88%)。
リハビリスタッフ向け

『トレンデレンブルグ徴候とトレンデレンブルグ様徴候?』

内腹斜筋の筋力低下からトレンデレンブルグ様徴候が生じるという、筋電図で評価を行った症例報告です。 内腹斜筋機能低下があると、仙腸関節への負荷を軽減させるため、反対側骨盤の下制による代償的現象が生じる可能性があると考えられます。
リハビリスタッフ向け

『変形性股関節症(OA)に対する物理療法は意味あるの?』

<推奨> 温泉療法は、短期的な機能改善には有用である(Grade C:合意率84%)が長期的な病気の進行予防に関しては不明である。 超音波療法は、短期的な疼痛の緩和、機能改善には有用である(Grade C:合意率81%)が 長期的な病気の進行予防に関しては不明である。
リハビリスタッフ向け

『変形性股関節症(OA)に対する運動療法の効果は?』

<推奨> 運動療法は、短期・中期的な疼痛の緩和、機能の改善に有用である(Grade B:合意率60%)が、長期的な病期進行予防に関しては不明である。 ◆運動療法(筋力増強訓練、ストレッチング、機能訓練、水中歩行)は疼痛の改善、機能障害の改善に有用である
リハビリスタッフ向け

『変形性股関節症(OA)における発症の危険因子と進行の予測因子』

『変形性股関節症の発症の危険因子は』 <日本では>◆重量物作業の職業◆臼蓋形成不全◆発育性股関節形成不全(脱臼)の既往<欧米では>◆重量物作業や長時間の立ち仕事などの職業◆寛骨臼形成不全◆アスリートレベルのスポーツ◆肥満◆発育性股関節形成不全(脱臼)の既往とされています。
リハビリスタッフ向け

『大腿骨近位部骨折症例が歩行自立するための因子は?』

こんにちは! 運動器専門のリハビリスタッフです!! いつもお世話になります。 今回は、『大腿骨近位部骨折症例が歩行自立するための因子は?』について解説させていただきます。 3つの論文をご紹介させていただき、それぞれ...
リハビリスタッフ向け

『大腿骨転子部骨折術後の大腿外側部痛の要因は?』

荷重時痛が重度な大腿骨転子部骨折術後患者は大腿外側部の滑走が減少し、滑走の改善は荷重時痛および伸張痛と関連する。
リハビリスタッフ向け

『デュシャンヌ跛行は中殿筋筋力低下以外にも原因あり』

結果 1、正常歩行群とデュシャンヌ跛行群で股関節外転筋力は有意差はなく内転角度は有意差があった 2、股関節内転制限があるとデュシャンヌ跛行が出やすく、内転5°以下で100% 3、股関節内転角度と外転筋力の関係には有意差はなかった
リハビリスタッフ向け

『大腿骨転子部骨折術後例で小転子が転位していると運動機能はどうなる?』

小転子転位群では小転子が転位していない群と比較して ・安静時痛 ・術側股関節伸展ROM制限 ・術側股関節外転筋力低下 ・健側股関節外転筋力低下 ・術側膝関節伸展筋力低下 ・健側膝関節伸展筋力低下 ・歩行能力低下 することがこの研究からわかっております。
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