リハビリスタッフ向け

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『橈骨遠位端骨折を生じやすい人の特徴~橈骨遠位端骨折 診療ガイドライン2017より~』

特に ・女性 ・グルココルチコイド使用歴 ・骨粗鬆症や骨量減少の有病率 ・血清ビタミンD低値 ・氷晶雨や路面の凍結、低気温といった気象 ・中手骨における骨皮質の多孔性や橈骨遠位端部の骨微細構造の劣化 ・片脚起立時間15秒未満 はオッズ比またはハザード比が高いですね
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『結帯動作は外転結帯と内転結帯のどちらがいいの?』

内転結滞は文字通り肩関節を内転位とした動作 外転結滞は文字通り肩関節を外転位とした動作 この内転結帯と外転結帯にはそれぞれ特徴があるのでしょうか?
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『腰部脊柱管狭窄症に脊柱マニピュレーションは有効か?』

腰部脊柱管狭窄症に対する脊柱マニピュレーションの効果は推奨するものがない。それぞれの論文ではADLやQOL、疼痛、歩行距離など改善を記してあるものもあるようですがメタアナリシス(複数の研究の結果を統合)の結果は有効性が示せなかった。
その他

『認定理学療法士を取得後はどうなる?(仕事や役割など)』

現時点では認定理学療法士を取得しても診療報酬(病院の売り上げ)は変わりませんので、給料や手当に反映される施設はほとんどないのが現状です。 認定理学療法士を取得すると『学会の座長』や『抄録の査読』の依頼がまわってくることがあります。
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『腱板断裂の保存療法におけるリハビリの進め方』

腱板断裂は増加していき50~60代で、60代の25%、70代の45%は腱板断裂があるとされています(症状は有無は関係なし)。 また、腱板断裂患者の約60~70%は無症候性(症状がない)といわれています。
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『大腿骨近位部骨折症例が歩行自立するための因子は?』

こんにちは! 運動器専門のリハビリスタッフです!! いつもお世話になります。 今回は、『大腿骨近位部骨折症例が歩行自立するための因子は?』について解説させていただきます。 3つの論文をご紹介させていただき、それぞれの研究からの 『大腿骨近位...
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『橈骨遠位端骨折への超音波や電気刺激は骨癒合を促進させるか?』

〈推奨文〉 超音波パルス、電気刺激ともに骨癒合の促進に有用であり、使用を考慮してもよい 〈推奨の強さ〉 2(弱い) 〈エビデンスの強さ〉 B 橈骨遠位端骨折に対して超音波や電気刺激で骨癒合促進はある程度、推奨されているそうです。
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『非特異的腰痛85%の時代は終わった?』

この研究では画像で判断できない腰痛(非特異的腰痛)は79%であるが、理学所見を補助的に追加し、診断可能な腰痛は78%であったと報告しています。 ですので画像でわかない腰痛は約8割で、今までの定説であった原因のわからない腰痛85%と似通った数字となっています。
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『五十肩(拘縮肩)の原因組織は?』

こんにちは! 運動器専門のリハビリスタッフです!! いつもお世話になります。 今回は、『五十肩(拘縮肩)の原因組織は?』について解説させていただきます。 五十肩はいつ治る?  肩関節周囲炎と腱板断裂の簡単な鑑別方法 拘縮肩の原因組織を追及し...
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『腰部脊柱管狭窄症に対する装具や物理療法は有効か?』

これらの結果から、2021年現在では、腰部脊柱管狭窄症保存症例に対しては、温熱療法や電気治療、超音波療法、牽引療法は推奨されておらず、術後症例に対してのTENSは効果があるということでした。