腰部・骨盤

リハビリスタッフ向け

『PLF(腰椎後彎可動性)テストの方法と有用性』

◆PLFテストの方法 両股関節屈曲45°の側臥位で上方の下肢を股関節内外転中間位のまま股関節を屈曲し、その角度を計測する。 上方の下肢の大腿部が抵抗なく胸部に接触する場合は陰性と判定する。 このPLFテストの背景には理学療法士である吉尾雅春先生の股関節の研究があります(吉尾 2004)。
リハビリスタッフ向け

『腹横筋トレーニングの方法~低負荷から高負荷まで~』

腹横筋とは腹筋群の最深部にある筋肉でコルセットのような走行をしている筋肉です。 アスリートのトレーニングや、腰痛予防・治療、脳卒中におけるリハビリテーションにおいて注目されている筋肉です。
一般の方向け

『腰部脊柱管狭窄症自記式診断サポートツールの有用性』

腰部脊柱管狭窄症自記式診断サポートツールは福島県立医科大学の紺野慎一医師により腰部脊柱管狭窄症をスクリーニング的に簡便に評価ができるものとして開発されました質問1~4全て『はい』で脊柱管狭窄症と判定する ・さらに質問5~10で2つ以上の『はい』で馬尾型と判定する
リハビリスタッフ向け

『腰椎前彎アライメントを調整するには腰椎前彎頂点の第〇腰椎をアプローチ』

これらの論文からの知見をリハビリに活かしていく必要があります。 腰椎前彎アライメントを調整していく際に、まず腰椎前彎の頂点(トップ)がL4(第4腰椎)ということがわかりました。
リハビリスタッフ向け

『筋筋膜性腰痛の特徴と理学所見とは?』

◆筋筋膜性腰痛の特徴 ・臥位では痛みがない ・立位で前屈すると腰背部が痛い ・立位や中腰で重量物を持つと腰背部が痛い ・腰椎を過屈曲(屈曲45°以上)にすると痛みが軽減する ・脊柱起立筋の圧痛がある。 などです。
リハビリスタッフ向け

『腰椎コルセットを長期間装着すると体幹筋力は本当に低下する?』

この研究によると、慢性腰痛患者に対して6か月間、腰椎コルセットを装着しても傍脊柱筋の弱化は認められなかったとされています。 もちろんこの研究1本だけが全てではありませんが、腰椎コルセットの長期間着用でも体幹筋力(傍脊柱筋)は低下しないことが証明されました。
リハビリスタッフ向け

『腰部脊柱管狭窄症診サポートツールは有用な評価法』

腰部脊柱管狭窄症診断サポートツールは腰部脊柱管狭窄症をスクリーニング的に簡便に評価ができるものとして開発されました。この評価に含まれる項目は病歴が2項目、問診が3項目,身体所見が5項目で合計点は-2点から16点までで構成されています。
リハビリスタッフ向け

『腰椎椎弓切除術の術式の違い~棘突起縦割式、片側進入両側除圧、棘突起切除~』

腰椎椎弓切除術には大きく分けて下記の3つの手術に分類されます。 1片側進入両側除圧式椎弓切除術 2棘突起縦割式椎弓切除術 3棘突起切除式椎弓切除術.これら3つの手術手技に関する術後成績の報告がありますが、特に術式の違いでの術後成績の差はないようです。術者の好みによって術式が選択されているのが現状です。
リハビリスタッフ向け

『近年、腰椎手術はOLIFやXLIFが増えています~PLIFは今後減っていく?~』

XLIFやOLIFのようなLLIFでは ★低侵襲 ★ケージが大きいこと が最大のメリットとなります。 ★ケージが大きいメリット ・ケージが大きいため、終盤と接触する面積が大きくなり、終盤損傷に伴うケージの沈み込みを抑制できる。 ・大きいケージの挿入により、椎間板腔の左右対称性が再現され、アライメントの矯正が得られる。
リハビリスタッフ向け

『椎間関節性腰痛の特徴と理学所見とは?』

・Kempテストが   感度0.706、特異度0.861 ・One pointの痛みが  感度0.706、特異度0.861 ・傍脊柱筋の圧痛が  感度0.706、特異度0.861 と特に上記の3つが特に感度と特異度が高く椎間関節性腰痛の理学所見としては使用できそうです。
タイトルとURLをコピーしました