こんにちは!
運動器専門のリハビリスタッフです!!
いつもお世話になります。
今回は運動器リハビリスタッフが読むべき腰痛の書籍を6冊ご紹介したいと思います。
●図解 腰痛学級 第5版
著者:川上 俊文
出版社:医学書院
2011年6月
税込み4,180円
2010年頃は、医学書をたくさん揃えている、大きな本屋さんに行ってみても、腰痛に関するリハビリの書籍はありませんでした。
そんな中、この腰痛学級は当時、数少ない腰痛の書籍であり、しかも内容がかなり濃く、腰痛を深く知る事ができました。
今現在でも、数ある腰痛の書籍の中でも、かなりわかりやすくまとめられている1冊であると思います。
●腰痛 第2版
著者:菊地臣一
出版社:医学書院
2014年1月
税込み9,460円
日本の腰痛業界の重鎮である菊地医師(福島県立医科大学の常任顧問)による著書。
腰痛を入念に勉強されている人なら、菊地先生の執筆した書籍や論文を見ることも多いと思います。
テレビ出演されているのも拝見します。
この本はとてもシンプルなタイトルにシンプルなデザインとなっています。
第1版では腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症が中心に記載されていました。
いわゆる画像で判断できる腰痛の内容が多かったです。
第2版では、画像で判断できない腰痛の内容もボリュームアップし若干のカラー印刷もされています。
科学的根拠のある知見が多く、アカデミックな内容となっています。
●腰痛の病態別運動療法 体幹筋機能向上プログラム
編集:金岡 恒治
出版社:文光堂
2016年3月
税込み3,300円
早稲田大学スポーツ科学学術院教授の金岡医師による書籍。まずオススメのポイントは、値段がとても安い割に内容が盛りだくさんであることです。
腰痛の病態にももちろん触れられていますが、トレーニングについての内容が濃く記載されています。
トレーニングについても筋電図やエコーを用いた知見が多く、科学的根拠があり信憑性が高い内容になっており、即実践に活きるなっております。
●診断のつかない腰痛 仙腸関節の痛み
著者:村上栄一
出版社:南江堂
2012年3月
税込み6,600円
腰痛のなかのジャンルとして仙腸関節性腰痛というのがありますが、この書籍は仙腸関節性腰痛だけで1冊まとめあげられております。
村上医師は仙腸関節性腰痛の分野では第一線を走っている先生です。
この本を読むまでは仙腸関節性腰痛の事を知りませんでしたが、普段の臨床や日頃の生活の中で、仙腸関節性腰痛で苦しんでいる方がとても多いことに気が付きました。
この1冊を読むことで腰痛治療の視野が広がると思います。
●腰痛の理学療法(理学療法mook)
責任編集:伊藤俊一
出版社:三輪書店
2008年5月
税込み4,620円
この書籍の中では、急性腰痛に対するリハビリテーションの方法、慢性腰痛に対するリハビリテーションの方法などが記載されています。
リハビリテーションの内容も様々な方法が記載されており、アプローチ方法の幅を広げたり、腰痛の知識を広げる際には有効な書籍かと思われます。
●非特異的腰痛の運動療法 症状に合わせた実践的アプローチ
著者:荒木秀明
出版社:医学書院
2014年5月
税込み4,180円
腰痛に長けた理学療法士の荒木先生による書籍。内容はタイトルの通り非特異的腰痛に特化しております。
非特異的腰痛に特化した本はなかなか珍しいと思いますので貴重な書籍になると思います。
病態から評価、リハビリまで詳細に記載されています。
腰痛のリハビリでは運動療法や徒手的治療が多く記載されています。
今回は運動器リハビリスタッフが読むべき腰痛の書籍を6冊ご紹介させて頂きました。