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いつのまにか骨折ってなに?

その他
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こんにちは~

総合病院勤務のリハビリスタッフです!!

いつもお世話になります。

最近、TVのCMでも話題の『いつのまにか骨折』についてお話しさせていただこうと思います。

 



年を重ねていくにつれ骨粗鬆症などで、骨はどんどん弱くなっていきます。

とくに閉経後の女性は、ホルモンバランスが崩れていき、徐々に骨が弱くなっていきます。(骨粗鬆症など)

なので、高齢女性は必然的に骨折を起こしやすくなっている方が多くなっています。

骨が弱くなっている方は、特に転倒したり、ケガをした覚えがなくても、『いつのまにか骨折』していた。なんてことも起こってきます。 

『いつのまにか骨折』の正体として一番多いのが、日本で一番多い骨折である脊椎圧迫骨折(腰椎圧迫骨折、胸椎圧迫骨折)です。

最初に背中の痛みや腰痛を感じたときに、大半の人は「ぎっくり腰かな~」「もともとの腰痛がひどくなったのかな~」と思うみたいです。

しかし、ぎっくり腰、腰痛で済まないパターンがあり、脊椎圧迫骨折をしていることもあります。

脊椎とは人体でいう背骨のことを指します。

この上記の図のように、背骨がぐしゃっと、つぶれたような骨折が脊椎圧迫骨折(腰椎圧迫骨折、胸椎圧迫骨折)です。

胸椎=背中の骨

腰椎=腰の骨

空き缶を踏み潰したような形の骨折になります。

この骨折は高齢者の4大骨折(橈骨遠位端骨折、大腿骨近位部骨折、上腕骨近位端骨折、脊椎圧迫骨折)にあたります。

高齢者4大骨折の中でも脊椎圧迫骨折は、一番頻度が高くなっております。

日本はますます高齢者が増加しておりますので、『いつの間にか骨折』もどんどん増加してきております。

受傷機転(ケガをしたきっかけ)としては15.8%は日常生活上(重いものをもったり、朝起き上がった時、くしゃみをした時など)での骨折とのことです。

84.5%は外傷による受傷であり、ほとんどの方が、尻もちをついて脊椎圧迫骨折を受傷しております。

尻もちをついた衝撃により、背骨が骨折する!という発想にならない方が多く、脊椎圧迫骨折に気が付かないケースが多いようです。

腰や背中が痛くて、ぎっくり腰かな~と思っていたら脊椎圧迫骨折をしていた、ということはよくあります。

普段、病院勤務をしていて、患者さんの背骨のレントゲンを撮ったところ、昔に三か所、脊椎圧迫骨折した形跡がある。なんてことも珍しくありません。

昔にぎっくり腰だと思っていたものが、実は脊椎圧迫骨折していた!という事になりますね。

症状としては、腰を曲げる、腰をひねるなど、わずかに腰を動かすだけで激痛が生じます。特に寝返りや、起き上がりは激痛が走ることが多いです。

ただ、不思議なことに立ってしまったり、歩き出すと痛みが止まる、もしくは軽減する人がほとんどです。

痛みが強く止まらなくて、上記の症状に当てはまる場合は、近くの整形外科や病院を受診することをお勧めします。

治療としては、ほとんどの方がコルセットや骨盤ベルトで背部、腰部を固定して、安静加療することになります。安静といっても寝たきり状態ではなく、コルセットや骨盤ベルトで患部を安静に保った状態で、痛みに合わせて日常生活をするという事になります。

だいたい受傷してから2~3週程度で痛みが緩和していく傾向にあり、受傷から3か月前後で痛みがごくわずかの状態になる方が多いです。

痛みが強くて動けない方は、病院に入院して安静加療の選択をすることもあります。

ちなみに脊椎圧迫骨折に対して手術を施行される方は全体の約10%程度といわれています。

脊椎圧迫骨折の詳細についてはまた後日、お話いたします。 

また役に立つ情報をどんどん配信していきますので、よろしくお願いしま~す。

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