一般の方向け

『腰部脊柱管狭窄症にブロック注射は効くの?』

結果をみてみると、短期的にはブロック注射は強く推奨されており効果が得られるようです。 しかし中期、長期的な目線で見るとあまり勧められてはいないようです。 3が月以降の中長期的な効果を記した5編の論文のうち4編は有効性が示されなかったとされています。
リハビリスタッフ向け

『デュシャンヌ跛行は中殿筋筋力低下以外にも原因あり』

結果 1、正常歩行群とデュシャンヌ跛行群で股関節外転筋力は有意差はなく内転角度は有意差があった 2、股関節内転制限があるとデュシャンヌ跛行が出やすく、内転5°以下で100% 3、股関節内転角度と外転筋力の関係には有意差はなかった
リハビリスタッフ向け

『大腿骨転子部骨折術後例で小転子が転位していると運動機能はどうなる?』

小転子転位群では小転子が転位していない群と比較して ・安静時痛 ・術側股関節伸展ROM制限 ・術側股関節外転筋力低下 ・健側股関節外転筋力低下 ・術側膝関節伸展筋力低下 ・健側膝関節伸展筋力低下 ・歩行能力低下 することがこの研究からわかっております。
リハビリスタッフ向け

『腰部脊柱管狭窄症に対する運動療法の効果は?~腰部脊柱管狭窄症 診療ガイドライン2021 改定第2版より~』

運動療法は効果的であるが、運動療法の具体的な方法は確立されていない。 専門下が指導する運動療法は有効。 除圧術よりは運動療法の効果は低いが、低リスクで、低コストであり重症例以外では推奨する。
その他

『新型コロナワクチン2回目を打ち終えた感想(副反応は?)』

こんにちは! 運動器専門のリハビリスタッフです!! いつもお世話になります。 今回は、『新型コロナワクチン2回目を打ち終えた感想(副反応は?)』について解説させていただきます。 いよいよ2021年5月24...
その他

『骨折はMRIの脂肪抑制像をみれば誰でも簡単に見抜ける』

MRIのT2の分類の中に脂肪抑制像:Fat sat (fat saturation)がある。脂肪抑制像では脂肪も抑制した撮影するため、水分だけが白く写ります。 骨には毛細血管がうずまいているので、骨折すると必ず出血します。血液は水分ですので白く写ります。
リハビリスタッフ向け

『日常生活動作に必要な股関節可動域の一覧表』

股関節可動域の一覧の総括すると、股関節屈曲120°、外転20°、外旋20°程度獲得していれば日常生活動作は概ねクリアできる。床上での座位の獲得では、股関節屈曲110°、外転30°、外旋40°程度クリアしていれば、あぐらも含めて可能になるかと思います。
リハビリスタッフ向け

『腰部脊柱管狭窄症には手術VS保存療法どちらが成績良好か?~腰部脊柱管狭窄症 診療ガイドライン2021 改定第2版より~』

結論から話すと、保存療法が無効な例へは除圧術(骨や靭帯などを切除し、神経への圧を軽減する手術)が弱く推奨されています。また手術または保存治療から2年以内の成績では手術治療群の方が優れているようです。
リハビリスタッフ向け

『腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021 リハビリは効果なし?』

リハビリ関連の項目は全てエビデンスDとなっております。 「D」というのは、「エビデンスは非常に弱く、効果の推定値がほとんど確信できない」 となっております。
一般の方向け

『太っていると肩関節の可動性が悪くなる?』

BMIは肩関節に障害のない肩の関節可動域とBMIと負の相関があるため、BMIが高い患者は、肩関節形成術後の経過が悪くなる傾向ある可能性がある。 外科医は肥満患者の肩関節可動域の手術後の予後予測が可能となる。
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