リハビリスタッフ向け

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『1st、2nd、3rdポジションでの外旋は何筋が関与する??』

1stポジション(肩関節屈曲0°の下垂位) 2ndポジション(肩関節外転90°) 3rdポジション(肩関節屈曲90°) での外旋でどの筋肉が筋力発揮しやすいかを下の図でまとめています。
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『肩外側を痛がる人の原因は?』

この肩外側の領域は腋窩神経の支配領域になります。 腋窩神経は関節包・滑膜の後方~下方部を支配しております。
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『大腿骨転子部骨折術後の大腿外側部痛の要因は?』

荷重時痛が重度な大腿骨転子部骨折術後患者は大腿外側部の滑走が減少し、滑走の改善は荷重時痛および伸張痛と関連する。
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『踵骨骨折後の痛みが残存しやすい4つの理由』

主な痛みの原因4つ 1、骨折部の疼痛 2、距骨下関節面の疼痛 3、腓骨筋腱鞘炎 4、踵部脂肪体の損傷 他にも細かい理由はありますが、代表的な4つを挙げさせていただきました。
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『デュシャンヌ跛行は中殿筋筋力低下以外にも原因あり』

結果 1、正常歩行群とデュシャンヌ跛行群で股関節外転筋力は有意差はなく内転角度は有意差があった 2、股関節内転制限があるとデュシャンヌ跛行が出やすく、内転5°以下で100% 3、股関節内転角度と外転筋力の関係には有意差はなかった
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『大腿骨転子部骨折術後例で小転子が転位していると運動機能はどうなる?』

小転子転位群では小転子が転位していない群と比較して ・安静時痛 ・術側股関節伸展ROM制限 ・術側股関節外転筋力低下 ・健側股関節外転筋力低下 ・術側膝関節伸展筋力低下 ・健側膝関節伸展筋力低下 ・歩行能力低下 することがこの研究からわかっております。
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『腰部脊柱管狭窄症に対する運動療法の効果は?~腰部脊柱管狭窄症 診療ガイドライン2021 改定第2版より~』

運動療法は効果的であるが、運動療法の具体的な方法は確立されていない。 専門下が指導する運動療法は有効。 除圧術よりは運動療法の効果は低いが、低リスクで、低コストであり重症例以外では推奨する。
その他

『骨折はMRIの脂肪抑制像をみれば誰でも簡単に見抜ける』

MRIのT2の分類の中に脂肪抑制像:Fat sat (fat saturation)がある。脂肪抑制像では脂肪も抑制した撮影するため、水分だけが白く写ります。 骨には毛細血管がうずまいているので、骨折すると必ず出血します。血液は水分ですので白く写ります。
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『日常生活動作に必要な股関節可動域の一覧表』

股関節可動域の一覧の総括すると、股関節屈曲120°、外転20°、外旋20°程度獲得していれば日常生活動作は概ねクリアできる。床上での座位の獲得では、股関節屈曲110°、外転30°、外旋40°程度クリアしていれば、あぐらも含めて可能になるかと思います。
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『腰部脊柱管狭窄症には手術VS保存療法どちらが成績良好か?~腰部脊柱管狭窄症 診療ガイドライン2021 改定第2版より~』

結論から話すと、保存療法が無効な例へは除圧術(骨や靭帯などを切除し、神経への圧を軽減する手術)が弱く推奨されています。また手術または保存治療から2年以内の成績では手術治療群の方が優れているようです。