運動器リハゼミ

その他

『骨折はMRIの脂肪抑制像をみれば誰でも簡単に見抜ける』

MRIのT2の分類の中に脂肪抑制像:Fat sat (fat saturation)がある。脂肪抑制像では脂肪も抑制した撮影するため、水分だけが白く写ります。 骨には毛細血管がうずまいているので、骨折すると必ず出血します。血液は水分ですので白く写ります。
リハビリスタッフ向け

『日常生活動作に必要な股関節可動域の一覧表』

股関節可動域の一覧の総括すると、股関節屈曲120°、外転20°、外旋20°程度獲得していれば日常生活動作は概ねクリアできる。床上での座位の獲得では、股関節屈曲110°、外転30°、外旋40°程度クリアしていれば、あぐらも含めて可能になるかと思います。
リハビリスタッフ向け

『腰部脊柱管狭窄症には手術VS保存療法どちらが成績良好か?~腰部脊柱管狭窄症 診療ガイドライン2021 改定第2版より~』

結論から話すと、保存療法が無効な例へは除圧術(骨や靭帯などを切除し、神経への圧を軽減する手術)が弱く推奨されています。また手術または保存治療から2年以内の成績では手術治療群の方が優れているようです。
リハビリスタッフ向け

『腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021 リハビリは効果なし?』

リハビリ関連の項目は全てエビデンスDとなっております。 「D」というのは、「エビデンスは非常に弱く、効果の推定値がほとんど確信できない」 となっております。
一般の方向け

『太っていると肩関節の可動性が悪くなる?』

BMIは肩関節に障害のない肩の関節可動域とBMIと負の相関があるため、BMIが高い患者は、肩関節形成術後の経過が悪くなる傾向ある可能性がある。 外科医は肥満患者の肩関節可動域の手術後の予後予測が可能となる。
リハビリスタッフ向け

『腰椎椎間板ヘルニアは手術と保存療法どっちが成績良好?』

1年後の成績は手術を行った群が有意に成績良好 4年後の成績は手術を行った群の方が成績良好ではあるが有意差はなかった。 10年後の成績はその差はほとんどなかった
リハビリスタッフ向け

『坐骨神経ストレッチ(滑走練習)の方法』

『坐骨神経滑走エクササイズ(練習)』ですが、使用する場面はいくつかあり、●腰椎手術後の坐骨神経の癒着予防●腰部脊柱管狭窄症の保存療法●腰椎椎間板ヘルニアの保存療法●梨状筋症候群など。坐骨神経領域の痺れ、痛み、筋力低下などが考えられる場合に症状が改善することを経験します。
リハビリスタッフ向け

『腰椎椎間板ヘルニアの職場復帰率が高いのはどっち?保存療法VS手術療法』

■職業復帰率に影響を与える因子 ・術前の休職期間が長い ・喫煙 ・女性 ・高齢 ・精神疾患の併存 ・教育レベルが低い ・再雇用への意欲が低い ・腰椎椎間板ヘルニアの既往がある ・慢性疾患の併存 ・術後の疼痛や機能障害の残存 があげられております。
リハビリスタッフ向け

『効果的な大腿直筋のストレッチの方法』

近頃は書籍や講習会などで正しい(効果的な)大腿直筋のストレッチが広まりつつありますが、未だに効果の乏しいやり方で大腿直筋のストレッチをしている方も多く見かけます。
その他

『天気痛~雨が降るとなぜ痛いのか?~原因は?』

天気痛とは ●天候の変化で体の調子がひどくなるもの ●雨の日に痛むもの ●気圧が下がった時に痛むもの と一般的にいわれています。