こんにちは!
運動器専門のリハビリスタッフです!!
いつもお世話になります。
今回は勉強会の発表や学会発表の時に緊張しない3つのコツ!をご紹介したいと思います。
あくまでも私の個人的な体験や見解からお伝えしたいと思います。
リハビリ業界では、2020年から新型コロナウイルスの蔓延で、学会や講習会はめっきり減ってしまいました。
私自身は、2019年は講習会講師を20回、学会発表を3回行う機会がありました。
人前で発表しまくっている人よりは、全然発表していませんが、
あんまり発表していない人よりは発表している方だと思います。
2020年は新型コロナウイルスの影響で講習会講師が5回、学会発表は3回ともオンライン発表となり人前に立つ機会がめっきり減ってしました。
そんな私も、何十人もの人前で、プレゼンテーションを行うようになって5年ほど経ちます。
元々、ものすごく緊張しやすい私は人前に立つと、
●手が震え
●足が震え
●声が震え
●頭の中が真っ白になって、何を話せばいいかわからなくなる
この4点セットが常に付きまとってました。
いろんな本や、人の話ではいろんなことが言われていますが、
「深呼吸を繰り返して」→深呼吸しても数秒後にまた緊張する
「発表前に楽しいことを考えて」→そんな余裕はない
「少し緊張感はあった方がいい」→少しでも緊張感があったら発表に影響する
私はこんな感じに思っていました(汗)
しかし、発表機会が増えるにつれてだんだん緊張しなくなり、
『場慣れしてきた』と思いました。
ただ、ある時に冷静になって考えてみると、『場慣れ』以外に、
緊張しないための3つのコツがハッキリとあることに気が付きました。
それは
- 発表を暗記できるくらい練習しまくる
- 発表に関する内容(知識)を誰よりも勉強する
- 聴講者の方を自分より格下の人だという設定で思いこむ
(私なりのコツ)
この3つです。
1.発表を暗記できるくらい練習しまくる
これは当たり前だと思う方も多いかもしれませんが、発表の練習量が少ない時は緊張しやすく、発表の練習量が多い場合は緊張が少ない、と経験的にわかりました。
発表の種類によっては、学会発表は5分、勉強会は30分、と時間が決められているものもあります。
発表していると時間内にぜんぜん終われそうになくて、パニックになり、終盤に緊張が増してくる場合もあります。
そんな場合でも、発表前に徹底的に練習しておけば、時間通りにも終われますし、発表時間による緊張の問題は解消されます。
私の場合は発表前に最低10~20回程度は練習し、毎回同じ時間に追われるかを練習していました。(慣れてきたので、最近の練習は2,3回くらい)
そうすると発表時間内にきっちりと発表を終えれますし、発表に少し自身が付き、緊張する量が減る可能性があります。
練習しまくることは、地道で辛いことなんですが、練習をサボると緊張しやすくなるかもしれません。
2.発表に関する内容(知識)を誰よりも勉強する
これも当たり前かもしれませんが、そもそも何故緊張するか?と考えた時に、
・自分の発表が正しいことを言えているのか?
・発表内容が曖昧で、質問で難しいことを聞かれるんじゃないか?
・偉い人が聞いてて、自分の発表が変に思われてないだろうか?
など不安からくる緊張も結構多いのではないかと思っています。
そんな時に自分の発表分野のことは徹底的に調べつくすことが重要です。
要するに、誰よりも勉強して、誰よりも知識がつけば、発表会場の中で、自分が一番になるので、こういった不安はなくなり緊張は軽減する可能性があります。
例として、『変形性膝関節症の歩行の特徴』に関して発表することがあるとしたら、
日本にある『変形性膝関節症の歩行の特徴』の論文と本を全て網羅すれば、日本で一番詳しくなるわけです。(当たり前のことですが)
会場内で自分が、一番知識がある状態になれば、不安は少なくなり緊張しにくくなる可能性が高くなります。
ですので、どれだけ事前に勉強して知識をつけることができるか、がポイントになります。
事前勉強をサボればサボるほど緊張しやすくなるかもしれません。
3.聴講者の方を自分より格下の人だという設定で思いこむ
1と2はどちらかというと事前準備の問題でした。
3に関してはメンタル的なテクニックです。
2の話に近いのかもしれませんが、聴講者の方が自分より格上という気持ちになると不安が強くなり緊張しやすいのだと思います。
ですので、発表前、発表中のマインドとしては
『自分がこの発表の内容に関して一番詳しい、聴講者の方は自分より知識がないのでレクチャーしてあげよう』
くらいのマインドで発表すると、不安はなくなり、緊張が和らぐかもしれません。
私自身、ドクターが会場に9割の状態で学会発表する際に、ものすごく緊張していましたが。
だいたいは1.2の事前準備で緊張しなくなりますが、このドクターの前での発表はさすがに物凄く緊張しました。
しかし3マインドを自分に徹底的に刷り込むことで緊張せずに発表を終えることができました。
以上が、私が緊張しないためにしていることの3つです。
全ての人に適応するわけではないと思いますが、緊張でお困りの方は、是非、試してみてください。
今回は勉強会の発表や学会発表の時に緊張しない3つのコツ!をご紹介させていただきました。