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変形性膝関節症(膝OA)に有効なリハビリとは?

リハビリスタッフ向け
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こんにちは!!

運動器専門のリハビリスタッフです!!

いつもお世話になります。

今回は変形性膝関節症(膝OA)に有効なリハビリとは?どのようなものがあるかをご紹介したいと思います。

変形性膝関節症(OA)はさまざまなことが原因となり、膝関節が変形し、膝関節痛や腫脹をきたします。

変形性膝関節症(OA)は年齢とともに増加する傾向にあり、日本では65歳以上の驚異的な55%と高い水準です。

日本は超高齢社会に突入しており、変形性膝関節症は今後ますます増加の一途をたどるのではないでしょうか?

膝関節を構成する関節は内側大腿脛骨関節、外側大腿脛骨関節、膝蓋大腿関節の3つです。

日本ではO脚変形が多いため、膝の内側にストレスがかかり、内側大腿脛骨関節の変形性膝関節症がほとんどです。内側大腿脛骨関節の変形性膝関節症では立位や歩行時に膝の内側が痛いことが多く、膝蓋大腿関節の変形性膝関節症では立ち上がりや階段昇降などの膝の屈曲伸展時に膝蓋骨周囲が痛いことが多いです。

変形性膝関節症(OA)に対するリハビリ

変形性膝関節症に対してのリハビリは様々な方法があります。

★運動療法

★装具療法

★ストレッチ

★インソール

★物理療法(温熱、電気、超音波など)

★テーピング

★徒手療法

などなどあります。

 



以前に、物理療法についてはご紹介させていただきましたので、

物理療法以外のリハビリについて解説していきたいと思います。

今回は理学療法診療ガイドラインから科学的根拠に基づいた情報を紹介します。

推奨グレードについては以下の通りです

●筋力増強運動(推奨グレードA)

大腿四頭筋や下肢筋力増強は、疼痛、WOMAC(膝機能評価)、SF-36(生活の質評価)、関節可動域、筋力、歩行能力、QOL(生活の質)に対して効果が期待できる。

●有酸素運動(推奨グレードA)

歩行、水中走行、太極拳などの有酸素運動は疼痛、身体機能の改善が期待できる。

●ストレッチングや関節可動域運動(推奨グレードC)

膝屈伸筋に対する静的、あるいはPNFストレッチングの他、セルフストレッチングは関節可動域、歩行速度、疼痛の改善効果が期待できる。(セルフストレッチングは有効性を認めない報告もあり)

●協調性運動(推奨グレードA)

バランス運動、足部巧緻性動作は疼痛WOMAC(膝機能評価)、SF-36(生活の質評価)、階段、歩行速度が改善する効果あり。

●徒手療法(推奨グレードB)

徒手療法は、関節可動域と疼痛、活動パフォーマンスの改善が期待できる。

●足底挿板療法(推奨グレードB)

外側ウェッジ足底板の使用は、初期から中等度の内側型膝OA患者に対して、歩行や疼痛の改善が規定できる。

●装具療法(推奨グレードB)

膝サポーターはバランス、疼痛改善の効果がある。また膝外反装具は膝サポーターよりも効果がある。

●テーピング(推奨グレードB)

膝蓋骨を内側方向へ引っ張る力を与えるテープの使用は、疼痛や身体機能の改善が期待できる。

  



変形性膝関節症のリハビリについて理学療法診療ガイドラインでご紹介させていただきました。

これらのリハビリから患者さんに最適なものを選択していきながらリハビリを進めると良さそうですね。

今回は変形性膝関節症に有効なリハビリは?について解説させていただきました。

  変形性膝関節症(膝OA)に物理療法は有効か?

 変形性膝関節症はどんな人になりやすい?