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『坐骨神経ストレッチ(滑走練習)の方法』

リハビリスタッフ向け
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こんにちは!

運動器専門のリハビリスタッフです!!

いつもお世話になります。

今回は、『坐骨神経ストレッチ(滑走練習)の方法』についてご紹介させていただきます。

まず始めに言葉の整理ですが、『坐骨神経ストレッチ』『坐骨神経滑走エクササイズ(練習)』は少し意味合いが違います。

『坐骨神経』は筋肉のように伸びる組織ではなく、どしらかというと硬い組織になります。

ですので、『坐骨神経ストレッチ』という表現よりは、坐骨神経の動きを良くしたり、弛んでいる神経を伸ばすイメージの『坐骨神経滑走エクササイズ(練習)』という表現を使わせていただきます。

では『坐骨神経滑走エクササイズ(練習)』ですが、使用する場面はいくつかあります。

例を挙げてみますと

●腰椎手術後の坐骨神経の癒着予防

●腰部脊柱管狭窄症の保存療法

●腰椎椎間板ヘルニアの保存療法

●梨状筋症候群

など

坐骨神経領域の痺れ、痛み、筋力低下などが考えられる場合に、

『坐骨神経滑走エクササイズ(練習)』を行うと即時的に症状が改善することを経験します。

坐骨神経はL4-S3の神経根が収束して坐骨神経を形成します(神経根レベルは個人差あり)。

坐骨神経の運動学ですが、カパンジーに掲載されていますが、下肢伸展挙上(SLR)を行うと12mm滑走することが報告されています。


この上の図のように坐骨神経を滑走させます。

1、股関節・膝関節屈曲位で坐骨神経が弛んでいる状態から足の背屈を反復する

2、SLR肢位から足背屈を反復する(1より2の方が坐骨神経が伸張する)

3、SLR肢位とSLR肢位から膝屈曲を反復する

 



またその他のやり方もあります。

SLR肢位から股関節を内転させることでL5腰神経が伸張することが報告されています。

(山田実:関節外科.2013)

この知識を技術に応用します。

上の図のようにSLR肢位とSLRから股関節内転を反復します。

このような方法で坐骨神経を滑走させることで、坐骨神経症状があるかたは症状が緩和することがあります。

今回は、『坐骨神経ストレッチ(滑走練習)の方法』について解説させていただきました。

 



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