膝関節

リハビリスタッフ向け

『変形性膝関節症(膝OA)の治療効果が高いのは徒手療法vs電気治療』 

膝OA患者の治療においては、他動的または自動運動を伴うモビライゼーションが、痛み、膝ROM、大腿四頭筋の筋力、機能レベルにおいて、電気療法よりも優れているようです。
リハビリスタッフ向け

『変形性膝関節症(膝OA)に対するモビライゼーションの効果は?』

よってMWMは、膝OA患者に対して、局所および広範囲の疼痛、身体機能(歩行)、膝屈曲・伸展筋力、膝屈曲ROMに関して、少なくとも2日間は優れた効果をもたらすということになります。膝OA患者に対する自動運動を伴うモビライゼーション(MWM)も治療アプローチの選択の一つとなりそうです。
リハビリスタッフ向け

『変形性膝関節症(膝OA)に対するマッサージの効果は?』

マッサージは変形性膝関節症の短期治療成績は良好であるが、8週目以降の長期的な効果は薄れるようです。マッサージは主義的に簡単であり技量の差がつきにくく、治療差による差が少ないという利点があります。また、投薬のように副作用がないこともメリットであると思われます。
リハビリスタッフ向け

『変形性膝関節症(膝OA)に有効な筋力トレーニングの負荷量と頻度は?』

方法は30~60分かけて8~12回を2~3セット行うもので、初期の抵抗力は最大抵抗力の50~60%、週3回のセッションで24週間かけて漸進させるものであった。変形性膝関節症の部位やKellgren-Lawrenceグレードと治療結果との間に関係性は認められなかったそうです。
一般の方向け

『人工膝関節全置換術(TKA)後の疼痛と満足度』

約80%の人が基本的にはTKAを満足しています。 あえて厳しい見方をしてみると、TKA後20%の人が満足してらず、特に階段昇降、車・バスの乗り降りで満足度が低い傾向にあります。 要するに膝の曲げ伸ばしの運動が入る段差昇降の動作において満足度がやや低いようです。
リハビリスタッフ向け

『効果的な大腿直筋のストレッチの方法』

近頃は書籍や講習会などで正しい(効果的な)大腿直筋のストレッチが広まりつつありますが、未だに効果の乏しいやり方で大腿直筋のストレッチをしている方も多く見かけます。
リハビリスタッフ向け

『半月板損傷は治らない?』

半月板の血行は●血流が豊富な Red-red zone●血流が乏しい Red-white zone●血流がない  White-white zoneの3つに分かれます。 組織が損傷した時に修復するためには血流が必要となります。
リハビリスタッフ向け

『膝蓋下脂肪体のモビライゼーション』

膝蓋下脂肪体(IFP)は膝蓋腱の裏にびっしりと詰まっている脂肪組織です。 膝関節の屈曲―伸展に伴って、機能的に変形し、膝関節の運動をスムーズにしてくれる組織です。
リハビリスタッフ向け

『膝の軟骨がすり減ってるから痛い』は間違い?

よく医師やリハビリの先生は、膝関節痛の中年から高齢者に 「軟骨がすり減ってるから痛いんですよ」 っていう説明がされると思いますが、これは本当に合ってるのでしょうか?
リハビリスタッフ向け

膝関節で一番痛みを感じやすい組織は?

膝関節内組織は半月板、膝蓋上嚢、前十字靭帯、膝蓋下脂肪体など様々な組織があります。 それぞれの組織に疼痛受容器があるわけですが、どこの組織が一番痛みを感じやすいのでしょうか?