腰部・骨盤

リハビリスタッフ向け

『腰部脊柱管狭窄症に対する装具や物理療法は有効か?』

これらの結果から、2021年現在では、腰部脊柱管狭窄症保存症例に対しては、温熱療法や電気治療、超音波療法、牽引療法は推奨されておらず、術後症例に対してのTENSは効果があるということでした。
一般の方向け

『腰部脊柱管狭窄症に内服薬は効くの?』

これらの結果をみてみると、比較的内服薬により薬物治療はエビデンス(科学的根拠が高い)ようです。 お尻や足裏のしびれや間欠性跛行の症状が主体である馬尾型の脊柱管狭窄症ではリマプロストが推奨されており有効性があるようです。
一般の方向け

『腰部脊柱管狭窄症にブロック注射は効くの?』

結果をみてみると、短期的にはブロック注射は強く推奨されており効果が得られるようです。 しかし中期、長期的な目線で見るとあまり勧められてはいないようです。 3が月以降の中長期的な効果を記した5編の論文のうち4編は有効性が示されなかったとされています。
リハビリスタッフ向け

『腰部脊柱管狭窄症に対する運動療法の効果は?~腰部脊柱管狭窄症 診療ガイドライン2021 改定第2版より~』

運動療法は効果的であるが、運動療法の具体的な方法は確立されていない。 専門下が指導する運動療法は有効。 除圧術よりは運動療法の効果は低いが、低リスクで、低コストであり重症例以外では推奨する。
リハビリスタッフ向け

『腰部脊柱管狭窄症には手術VS保存療法どちらが成績良好か?~腰部脊柱管狭窄症 診療ガイドライン2021 改定第2版より~』

結論から話すと、保存療法が無効な例へは除圧術(骨や靭帯などを切除し、神経への圧を軽減する手術)が弱く推奨されています。また手術または保存治療から2年以内の成績では手術治療群の方が優れているようです。
リハビリスタッフ向け

『腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021 リハビリは効果なし?』

リハビリ関連の項目は全てエビデンスDとなっております。 「D」というのは、「エビデンスは非常に弱く、効果の推定値がほとんど確信できない」 となっております。
リハビリスタッフ向け

『腰椎椎間板ヘルニアは手術と保存療法どっちが成績良好?』

1年後の成績は手術を行った群が有意に成績良好 4年後の成績は手術を行った群の方が成績良好ではあるが有意差はなかった。 10年後の成績はその差はほとんどなかった
リハビリスタッフ向け

『坐骨神経ストレッチ(滑走練習)の方法』

『坐骨神経滑走エクササイズ(練習)』ですが、使用する場面はいくつかあり、●腰椎手術後の坐骨神経の癒着予防●腰部脊柱管狭窄症の保存療法●腰椎椎間板ヘルニアの保存療法●梨状筋症候群など。坐骨神経領域の痺れ、痛み、筋力低下などが考えられる場合に症状が改善することを経験します。
リハビリスタッフ向け

『腰椎椎間板ヘルニアの職場復帰率が高いのはどっち?保存療法VS手術療法』

■職業復帰率に影響を与える因子 ・術前の休職期間が長い ・喫煙 ・女性 ・高齢 ・精神疾患の併存 ・教育レベルが低い ・再雇用への意欲が低い ・腰椎椎間板ヘルニアの既往がある ・慢性疾患の併存 ・術後の疼痛や機能障害の残存 があげられております。
一般の方向け

腰痛予防、肩関節痛予防のための棒体操!!

まず腰痛予防、肩関節痛を予防するためには胸郭を柔らかくすることが重要です。胸郭は鎖骨、肋骨、胸骨、胸椎、肩甲骨で構成されており、60歳以降から柔軟性が失われていきます。胸郭の柔軟性が失われれば、首、肩、腰に負担がかかり、痛みの原因となります。