運動器リハゼミ

リハビリスタッフ向け

『半月板損傷は治らない?』

半月板の血行は●血流が豊富な Red-red zone●血流が乏しい Red-white zone●血流がない  White-white zoneの3つに分かれます。 組織が損傷した時に修復するためには血流が必要となります。
リハビリスタッフ向け

『膝蓋下脂肪体のモビライゼーション』

膝蓋下脂肪体(IFP)は膝蓋腱の裏にびっしりと詰まっている脂肪組織です。 膝関節の屈曲―伸展に伴って、機能的に変形し、膝関節の運動をスムーズにしてくれる組織です。
リハビリスタッフ向け

『膝の軟骨がすり減ってるから痛い』は間違い?

よく医師やリハビリの先生は、膝関節痛の中年から高齢者に 「軟骨がすり減ってるから痛いんですよ」 っていう説明がされると思いますが、これは本当に合ってるのでしょうか?
リハビリスタッフ向け

膝関節で一番痛みを感じやすい組織は?

膝関節内組織は半月板、膝蓋上嚢、前十字靭帯、膝蓋下脂肪体など様々な組織があります。 それぞれの組織に疼痛受容器があるわけですが、どこの組織が一番痛みを感じやすいのでしょうか?
リハビリスタッフ向け

梨状筋は内旋筋?(回旋作用の逆転現象)

股関節が屈曲60°を超えた時に、梨状筋が外旋筋→内旋筋に変わると記されています。右の図では股関節屈曲0°から90°にすると、大殿筋前部線維、小殿筋後部線維、中殿筋後部線維、梨状筋の4筋の作用が外旋→内旋に変わると記されています。
その他

勉強会の発表や学会発表の時に緊張しない3つのコツ!!

私の個人的な体験や見解からお伝えしたいと思います。 私自身は、2019年は講習会講師を20回、学会発表を3回行う機会がありました。 人前で発表しまくっている人よりは、全然発表していませんが、 あんまり発表していない人よりは発表している方だと思います。
リハビリスタッフ向け

胸肋関節モビライゼーションの方法(徒手療法)

胸肋関節は1mm程度のわずかな可動性しか持たない関節であるため、ごくごくソフトに動かすことがポイントです。 また胸肋関節のモビライゼーションの際に、痛みを訴える方が多いです。 痛みがあるのは機能障害があることを示します。
一般の方向け

腰痛予防、肩関節痛予防のための棒体操!!

まず腰痛予防、肩関節痛を予防するためには胸郭を柔らかくすることが重要です。胸郭は鎖骨、肋骨、胸骨、胸椎、肩甲骨で構成されており、60歳以降から柔軟性が失われていきます。胸郭の柔軟性が失われれば、首、肩、腰に負担がかかり、痛みの原因となります。
リハビリスタッフ向け

肋椎関節モビライゼーションの方法(徒手療法)

肋椎関節を1~12まで可動性を回復させると大きな可動性改善になります。 肋椎関節の可動性が回復すれば、胸郭が柔軟になり、頚部、肩関節、腰椎へ良い影響を及ぼす可能性が高くなります。 もちろん胸郭機能や呼吸機能自体もよくなる可能性もあります。
その他

新型コロナワクチン接種1回目を終えての感想(副反応について)

こんにちは! 運動器専門のリハビリスタッフです!! いつもお世話になります。 今回は新型コロナワクチン接種1回目を終えての感想(副反応)について投稿致します。 いつもの運動器のお話からは少し脱線しますが、医療者の先行ワクチン接種で、4月半ば...