こんにちは!
運動器専門のリハビリスタッフです!!
いつもお世話になります。
今回は腰痛予防、肩関節痛予防のための棒体操をご紹介したいと思います。
20歳以降から体の老化は始まるとされており、年齢を重ねるにつれて、体が痛む箇所は増えてきますね。
特に中年者から高齢者になるにつれて、首、肩、腰、膝などの痛みをかかえている方は多くなると思います。
今回はその中でも特に腰痛と肩関節痛に着目したいと思います。
腰痛に関しては脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、椎間関節性腰痛、仙腸関節性腰痛、腰椎すべり症、腰椎圧迫骨折後、変形性腰椎症などが代表的な疾患としてあります。
肩関節痛に関しては、肩関節周囲炎、腱板断裂(腱板損傷)、五十肩(凍結肩、拘縮肩)、変形性肩関節症などが代表的な疾患としてあります。
まず腰痛や肩関節痛を予防するためには胸郭というところを柔らかくすることが重要です。
胸郭は鎖骨、肋骨、胸骨、胸椎、肩甲骨で構成されており、60歳以降から柔軟性が失われていきます。
胸郭の柔軟性が失われれば、上の図のように隣り合わせである首、肩、腰に負担がかかり、痛みの原因となります。
胸郭に関わる関節は上の図のように、胸鎖関節、肩鎖関節、胸肋関節、椎間関節、肩甲胸郭関節、肋椎関節などがあります。
これらの関節は日常生活では、動きが少ない関節になります。
下の①~⑥の棒体操にて、胸郭に関わる関節を動かすことができます。
それぞれ10回ずつ程度しても1分ほどでできる簡単な体操です。
体操の一環ですので、特にやりすぎても問題になることはありませんので、無理のない範囲で行ってください。
自宅やオフィスなどで座ったままでできます。
棒がなければバスタオルを丸めてもOK、傘でも杖でもOKです。
ぜひお試し下さい。
あまり普段動かさない関節が動きますので、体が一気に軽くなるのが体感できると思います。
腰痛予防、肩関節痛予防のための棒体操とお伝えしましたが、実際に腰痛、肩関節痛があり、治療の一環としていただいても大丈夫です(※痛みに合わせて)
今回は腰痛予防、肩関節痛予防のための棒体操をご紹介させていただきました。