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『半月板損傷は治らない?』

リハビリスタッフ向け
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こんにちは!

運動器専門のリハビリスタッフです!!

いつもお世話になります。

今回は、『半月板損傷は治らない?』について解説したいと思います。

半月板といえば膝関節のクッションの役割をする組織です。

膝関節の内側と外側に存在し膝関節の安定化機構を担っています。

半月板損傷は若年者のスポーツ外傷や、高齢者の退行変性(老化)からの影響(変形性膝関節症〈膝OA〉など)による損傷まで幅広い疾患となります。

症状としては、膝を深く曲げた時の痛みや、引っ掛かり感があり、膝が腫れることもあります。

高齢者にスポットを当てれば、変形性膝関節症の方では半月板が脱転(亜脱臼)していたり、損傷していることもあります。

若年者やスポーツ選手においては、半月板縫合術や半月板切除術(変形性膝関節症に移行しやすい)など手術療法も選択肢になることが多いです。

対して手術をせずに保存的加療を選択した場合はどうなるのでしょうか?

下の図は半月板の血行状態を示す図となります。

半月板の血行は

●血流が豊富な Red-red zone

●血流が乏しい  Red-white zone

●血流がない   White-white zone

の3つに分かれます。



組織が損傷した時に修復するためには血流が必要となります。

血流のない箇所は修復することができません。

半月板の組織で考えてみると、半月板の外側は血流が豊富で修復できる箇所ですが、

半月板の内側側は血流が乏しく、修復ができない箇所になります。

つまり血流が乏しい、もしくは血流がない箇所を半月板損傷してしまった場合は、保存療法で治癒することは難しくなります。

そういったケースで保存療法を選択していく場合は、いろんな策を講じて、半月板への負荷を減らして、痛みを軽減させることになります。

・筋力トレーニング

・足底板(インソール)

・杖で荷重を分散

・減量

など

以上のように、半月板損傷をした場合は治癒することが可能な場合と、治癒することが難しい場合があることは念頭に置いておかなければなりませんね。

今回は、『半月板損傷は治らない?』について解説させていただきました。